仮ナンバーとは?
仮ナンバーとは、臨時運行が許可された自動車に取り付ける、「仮の登録番号票(ナンバープレート)」のこと。
通常のナンバープレートとは異なり、赤い斜線が入っているのが特長です。
仮ナンバーの取り方
仮ナンバーの取り方としては、各市区町村での窓口申請が基本です。
申請の際には、以下の書類等が必要です。
- 自動車を確認できる書類(自動車検査証、登録識別情報等通知書等)
- 自賠責保険証明書の原本
- 申請者の本人確認書類(免許証など)
- 申請者の印鑑
なお、手続きには手数料(750円)が必要です。
ちなみに、申請書には以下の事項等を記入します。
【申請書に記入するもの】
- 申請者の住所・氏名・電話番号
- 車名
- 車体の形状
- 車体番号
- 運行の目的
- 運行の経路
- 運行の期間
- 保険会社名(自賠責保険)
- 保険番号
- 保険の有効期間
仮ナンバーを取り付ける理由
自動車検査(車検)の有効期限が切れている車、自動車の登録が行われていない車など。
通常であれば、これらの車は公道を運行することができません。
「道路運送車両法」に違反するからです。
そのため、他の自動車に積載するなどしなければ、移動させることができません。
しかし、特別な事情がある場合には、一時的な「運行」が認められています。
【仮ナンバーでの運行が認められる場合】
- 自動車の登録、検査
- 自動車番号票(ナンバープレート)等の再交付
- 販売のための回送
- 車両整備
上記などの目的であれば、一時的に公道の運行が許可されます。
ただし、「申請の目的」等がハッキリしない場合には、申請が許可されないことがあります。
仮ナンバーの申請場所
仮ナンバーは、各市区町村に申請窓口があります。
「出発地」「目的地」「走行の経路」に含まれている、当該市区町村で申請を行います。
※ナンバープレートの盗難等の理由で仮ナンバーの申請をする場合には、事前に警察署に「被害届」を出しておくことが必要です。