車検切れの車を乗れる状態にするとき、掛る費用
車検切れの車を乗れる状態にするとき、「いくら掛るか」は車検に掛る費用により異なります。
なお、車検切れの車の「車検の種類」は、次の2通つの場合で異なります。
- 一時抹消登録した車を車検に通す場合
- 単に車検切れの車を車検に通す場合
まず、一時抹消登録した車を車検に通すとき、
この場合は、「新規検査」を受けます。
そして、単に車検切れの車を車検に通すとき、
この場合は、「継続検査」を受けます。
新規検査に掛かる費用
「新規検査」の手続きを行うときには、以下の手数料等が必要です。
- 検査手数料
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
まず、検査手数料です。
【検査手数料:1,100円~2,100円】
※詳しくは、自動車検査法人のHPで確認することができます。
次に、自動車重量税です。
【自動車重量税:16,400円(平成24年5月1日~)】
※(車両重量1トン以下、2年自家用、エコカー減免なし)の場合
なお、自動車重量税に関しては、国土交通省HPで詳しく記載されています。
「平成24年度税制改正に伴う自動車重量税の変更について」というPDF資料です。
そして、自賠責保険料です。
【自賠責保険料:24,950円(24か月)】
※2011年4月1日改定、沖縄県を除く。
また、上記検査手数料に加えて、
車の整備費用が別途かかる場合があります。
継続検査に掛かる費用
「継続検査」の場合、車検にいくら掛るかは、「新規検査」とほぼ同じです。
ただし、車検切れのまま放置していた場合は、車検が切れた時点にさかのぼって自動車重量税を支払います。
そのため、自動車重量税が多く掛ります。
その他、掛る費用
車検切れの車の場合、その車では公道走行ができません。
そのため、車検を受けるために運輸支局等へ行くときなど、
他自動車に積載を依頼するか仮ナンバーを取得しなければなりません。
その際に掛る費用も、別途必要です。